みちのりホールディングスが佐渡汽船の株式66.69%を取得し、子会社化することを決めた。その後、株主を4者に絞り込んで株式併合を実施し、ジャスダック市場への上場を廃止する。佐渡汽船はコロナ禍による旅客需要の減少で業績が悪化し、債務超過に陥っている。M&Aアドバイザーとしては、佐渡汽船の経営再建に向けた取り組みが必要であると考えられる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。